マッチングアプリは、恋活や婚活に気軽に利用できるため、人気です。実際にマッチングアプリで結婚する人も年々増え続けており、新しい出会いの場となっています。
一方でマッチングアプリを利用している人の9割近くが「疲れ」を感じているといいます。「これって、もしかしてマッチングアプリ疲れ？」と感じたら、原因を根本から解決して行くことをおすすめします。
ここではマッチングアプリに疲れた人の特徴や原因、対処法をご紹介します。
当てはまったら要注意！マッチングアプリに疲れている人の特徴
マッチングアプリで疲れてしまっている人には、共通した特徴があります。疲れてしまうと、仕事や日常生活にも支障が出てしまうことも。
以下のような症状に当てはまったら、注意しましょう。
アプリを開かなくなる
マッチングアプリに疲れている人の中には、次第にアプリを開かなくなる傾向があります。
毎日のメッセージ対応やプロフィール閲覧に時間と労力を奪われ、「返事をしなきゃ」「新しい相手を探さなきゃ」といったプレッシャーが蓄積し、気づけば通知を無視するようになります。
また、やり取りしても思うような進展がなく、会っても相性が合わなかった経験が重なると、「どうせまたムダになるかも」と期待感が薄れ、ログインすら面倒に感じてしまいます。
結果的に、アプリの存在自体がストレス源となり、本来の目的である恋活・婚活が後回しになることもあります。
そんなときは、無理に続けず一度距離を置くか、より自分に合った婚活手段に切り替えることが必要になるでしょう。
未読メッセージがたまっている
マッチングアプリに疲れている人は、やり取りへの意欲が低下し、未読メッセージがどんどんたまっていく傾向があります。
最初はマッチングやメッセージのやり取りに前向きでも、返信のプレッシャーや会話のマンネリ、相手との温度差に疲れてしまうことで、「後で返そう」と放置するようになります。
やがて通知を見るだけでストレスを感じ、アプリを開かなくなってしまうケースもあります。こうなると新たな出会いにも消極的になり、恋活・婚活が停滞してしまいます。
未読メッセージの多さは、心の余裕がなくなっているサイン。思い切って休息をとったり、もっと気軽に使えるアプリや他の婚活手段を検討してみてはいかがでしょう。
自分に自信が持てない
マッチングアプリに疲れている人の中には、だんだんと自分に自信が持てなくなるケースも少なくありません。
多くの人とマッチングしても実際には会えなかったり、メッセージの途中でやり取りが終わったりすることが続くと、「自分に魅力がないのでは」と不安になってしまうからです。
また、見た目や年齢、条件で判断される傾向が強いため、比較されることも多く、自己肯定感が下がりやすい環境です。真剣に向き合っているほど、報われない経験が心にダメージを与えやすくなります。
そんなときは、アプリに頼りすぎず、対面型の婚活やカウンセリングのある相談所など、自分の良さを理解してくれる場に切り替えるのもひとつの方法といえるでしょう。
恋活・婚活へのモチベーションが下がる
マッチングアプリに疲れている人は、次第に恋活・婚活へのモチベーション自体が下がってしまうことがあります。
何人とやり取りしても関係が続かない、会ってもピンとこない、相手の真剣度に差を感じる…そんな経験が積み重なると、「また同じことの繰り返しかも」とネガティブな気持ちになり、行動する意欲が薄れていきます。
また、アプリでは外見や条件での選別が多く、自分の本質を見てもらえないと感じることで、恋愛や結婚に対する希望を見失うことも。
無理に続けても疲れが増すだけなので、一度休むか、よりサポートが手厚く信頼できる婚活サービスに切り替えることで、前向きな気持ちを取り戻せることがあります。
マッチングアプリで疲れてしまう原因と対処法
本来、新しい異性との出会いを期待してワクワクしそうなマッチングアプリ。なぜ疲れてしまうのでしょう。
その原因がわかれば的確な対処ができ、途中リタイアすることもなく、良きご縁を見つけ出すことができるのではないでしょうか。
実際に会ったときのギャップに疲れる
プロフィール写真やメッセージの印象と、実際に会ったときの見た目・話し方・雰囲気が大きく異なると、期待との落差にがっかりしてしまいます。
特に写真が加工されすぎていたり、話しやすい印象だったのに会うと無口だったりすると、「またか…」という失望感が積み重なり、次第に会うこと自体が億劫に。
せっかく時間や労力をかけて会ったのに成果が得られない経験が続くと、精神的な負担も大きくなります。
＜対処法1：会う前にビデオ通話で確認する＞
メッセージのやり取りだけではわからない相手の表情や話し方、雰囲気を事前に確認することで、実際に会って「思っていた人と違った」というギャップを防ぐことができます。
また、ビデオ通話をすることで相手の真剣度も測れますし、実在する人物であるかの確認にもなり、安心してやり取りを続けられる材料になります。
ムダな時間やエネルギーをかけず、効率よく信頼できる相手を見極めるためにも、ビデオ通話は有効な手段といえるでしょう。
＜対処法2：プロフィールやメッセージの内容を丁寧にチェックする＞
条件だけでなく、自己紹介文や趣味、言葉遣い、返信のテンポなどから人柄や価値観が見えてくるものです。
軽いやり取りで違和感を覚えた場合は、無理に関係を続けず早めに距離を置く判断も必要です。
丁寧に見極めることで、ミスマッチによるストレスや無駄なやり取りを減らすことができ、より自分に合った相手との出会いに集中できます。
効率よく前向きに活動を続けるためにも、見極め力を意識しましょう。
＜対処法3： 期待値を上げすぎない＞
プロフィールや写真、数回のメッセージだけで「この人こそ理想の相手かも」と過度に期待すると、実際に会ったときのギャップで大きく落胆してしまうことがあります。
最初から「合えばラッキー」「ご縁があれば続く」くらいの気持ちで接することで、失望やストレスを減らせます。
冷静な目線を保ちながらやり取りを重ねることで、心に余裕を持ち、長く続けやすい婚活につながります。
複数の人とのメッセージ交換に疲れる
アプリでは同時に何人もの相手とマッチングできる反面、それぞれに返信をしたり会話を続けたりする負担が大きくなりがちです。
似たような質問に同じような回答を繰り返すことに飽きたり、誰とどこまで話したか分からなくなったりと、精神的にも混乱しやすくなります。
また、メッセージを返さないといけないという義務感がストレスとなり、アプリ自体を開くのが億劫になることもあります。
こうした状況が続くと、マッチングしても嬉しさより疲れが勝ってしまい、恋活や婚活自体に対してネガティブな気持ちを抱くようになります。
＜対処法1：やり取りする人数を絞る＞
一度に多くの相手と連絡を取ると、誰が誰か分からなくなったり、返信に追われて義務感が生まれたりと、精神的な負担が増えてしまいます。
数を追うよりも、自分と相性が良さそうな相手を厳選して丁寧にやり取りすることで、関係の質が高まり、自然な信頼関係が築きやすくなります。
無理に広げすぎず、自分のペースで進めることが、マッチングアプリで疲れずに活動を続けるコツです。
＜対処法2：会話が続きにくい相手は早めに見極める＞
質問ばかりで会話が広がらなかったり、返事がそっけなく熱量に差を感じたりする相手とのやり取りは、ストレスや無駄な時間につながりがちです。
「相性が合わないだけ」と割り切り、無理に続けようとしないことが心の余裕につながります。
会話が自然に続く相手に絞ることで、やり取りに楽しさを感じやすくなり、マッチングアプリを前向きに活用し続けることができます。
＜対処法3：自分のペースで返信するルールを作る＞
マッチングアプリで疲れを感じる原因の一つは、返信の頻度やタイミングに追われることです。このストレスを減らすためには、「自分のペースで返信するルール」を作ることが効果的です。
たとえば、メッセージをすぐに返信せず、一定の時間を空けることで焦らずに対応できます。また、忙しい日や気が乗らない日は無理に返信せず、自分がリラックスできるタイミングでメッセージを送るように心掛けましょう。
このルールを守ることで、負担を軽減し、自分のペースで進めることで、マッチングアプリの利用がより楽しめるようになります。
＜対処法4：テンプレートを作っておく＞
毎回メッセージの内容を考えるのは負担が大きいため、自己紹介や挨拶、軽い質問などの基本的なテンプレートをあらかじめ作成しておくと効率的です。
相手によって内容を大きく変えずにやり取りがスムーズに進み、時間やエネルギーの節約になります。
また、テンプレートを使いながらも、相手に合わせて少しずつ個別のアレンジを加えることで、自然な会話ができるようになります。
急に連絡が途絶えて疲れる
やり取りが順調に続いていたと思った相手から、突然返信が来なくなると、不安や戸惑いを感じてしまいますね。
既読スルーや未読のまま放置されると、「自分に問題があったのか」と自信を失うこともあります。相手の真意がわからないまま関係が終わるため、心の整理がつきにくく、同じことが何度も続くと精神的に疲弊してしまいます。
マッチングアプリは複数人と同時進行が当たり前の場でもあり、こうした「自然消滅」は珍しくありません。期待と落胆を繰り返すうちに、楽しさよりもストレスを感じるようになってしまいます。
＜対処法1：早い段階で本気度を確認する＞
真剣に出会いを求めているのか、暇つぶしや遊び目的なのかを見極めることで、ムダなやり取りを減らすことができます。
たとえば、結婚や交際に対する考え方を自然な流れで質問したり、ビデオ通話や早めの対面を提案することで、相手の真剣度が見えてきます。
本気度の低い相手と長くやり取りを続けるのは時間も気力も消耗するため、早めに判断して見切ることが、疲れないためのコツです。
＜対処法2：自分軸を大切にする＞
相手に合わせすぎたり、好かれようと無理を重ねると、知らず知らずのうちに心がすり減ってしまいます。自分の価値観や理想、ペースをしっかり持ち、それに合う相手かどうかを見極める姿勢が大切です。
また、誰かに選ばれることばかりを意識するのではなく、「自分が相手を選ぶ」という視点を持つことで、余計な不安や焦りから解放されます。
他人の反応に振り回されず、自分らしく行動することで、疲れにくく前向きな活動が可能になります。
＜対処法3：アプリのやり取りを長引かせず、早めに会う＞
長期間メッセージのやり取りだけを続けていると、相手の温度感が分からず不安になったり、関係が自然消滅してしまうこともあります。
また、メッセージのやり取りが長引くと、相手からすると「会う気がないのかも」と思ってしまいます。あるいは、新たに気になる人が現われたのかもしれません。
文章だけでは相性や人柄が見えにくく、想像とのギャップで疲れてしまう原因にもなります。ある程度やり取りを重ねた段階で「一度会ってみませんか？」と提案することで、効率よく相手との相性を見極めることができます。
会うことで得られる情報は多く、婚活や恋活を前向きに進めるきっかけにもなります。
好みではない人から大量に「いいね」が来て疲れる
マッチングアプリでは、好みではない人から大量に「いいね」が届くことがあります。
一見すると人気があるようで嬉しい反面、実際には自分の希望条件に合わない相手ばかりで、対応に時間とエネルギーを取られてしまいます。「この人にはどう返せばいいか」「無視しても失礼ではないか」と悩み、気疲れしてしまうことも。
また、理想の相手とはなかなか出会えないのに、興味のない人からばかりアプローチが来ることで、モチベーションが下がり、アプリ自体に嫌気がさすこともあります。
こうしたミスマッチが続くと、最初の頃のワクワク感は薄れ、「疲れるだけのツール」と感じてしまいやすくなるのです。
＜対処法1： プロフィールの内容を見直す＞
自己紹介文や写真が万人受けしすぎていると、幅広い層からアプローチされやすくなり、ミスマッチが増えてしまいます。
理想の相手像や自分の価値観、ライフスタイルを具体的に書くことで、自分に合った相手からの「いいね」を引き寄せやすくなるでしょう。
また、写真も自然体で誠実さが伝わるものを選ぶことで、真剣な相手とのマッチングにつながります。プロフィールを整えることで、質の高い出会いが増える結果となるでしょう。
＜対処法2：絞り込み機能やブロック機能を活用する＞
アプリによっては、年齢・居住地・職業・価値観などの条件を設定することで、自分の希望に近い相手からのアプローチだけを受けられるようにできます。
また、明らかに合わないと感じた相手は、ブロックや非表示設定にすることで、今後表示されなくなりストレスが軽減されます。
こうした機能を上手に使うことで、無駄なやり取りや不必要な疲労を避け、自分にとって本当に必要な出会いに集中できる環境を整えられます。
＜対処法3：通知設定や利用時間をコントロールする＞
頻繁に届く通知を見るたびに対応を考えるのは精神的な負担になりがちです。
通知をオフにしたり、アプリを見る時間を1日1回などと決めておくことで、必要以上に振り回されず、自分のペースで落ち着いて対応できます。
また、あらかじめ時間を区切って利用することで、気持ちの切り替えがしやすくなり、心の余裕を保ちやすくなります。
アプリに使われるのではなく、自分のペースで使いこなす意識が、疲れにくくするためのポイントです。
＜対処法4：アプリを変えてみる＞
アプリごとにユーザー層や真剣度、機能性に違いがあるため、自分の目的や価値観に合ったサービスを選ぶことで、ミスマッチを減らしやすくなります。
たとえば、恋活向けよりも婚活に特化したアプリを選ぶと、真剣度の高い相手が多く、効率的に理想の出会いに近づけます。
疲れを感じながら続けるより、自分に合った環境に変えることで、ストレスの少ない前向きな出会いが実現しやすくなります。
いったん休止することも大切
マッチングアプリに疲れを感じたときは、無理に続けず「いったん休止する」ことも大切な選択です。
毎日のようにメッセージをチェックしたり、やり取りに気を遣ったり、何人もの相手とやり取りを続けていると、知らず知らずのうちに心が消耗してしまいます。
また、期待と失望を繰り返すうちに、自信をなくしたり人間関係に対してネガティブな感情が芽生えることもあります。そんなときは思い切ってアプリを一時的に離れ、自分の時間を大切にすることが心のリフレッシュにつながります。
趣味に没頭したり、友人との時間を楽しんだり、自分自身を見つめ直す期間にすることで、気持ちを整え、また前向きに活動を再開する準備が整います。
恋愛や婚活は「タイミング」と「心の余裕」が大切です。焦らず、自分を大切にしながら進めていくことが、良い出会いへの近道になります。
まとめ
マッチングアプリは、恋活・婚活が気軽にできて便利なツールです。しかし、疲れてしまう人が続出しているのも事実。
マッチングアプリに疲れを感じてしまったという人は、何に疲れてしまうのかの原因を見つけ出し、対処する必要があります。このままズルズルとマッチングアプリを使っていると、自信がなくなり恋活・婚活自体が嫌になってしまうかもしれません。
婚活して理想のお相手を見つけたいのに、マッチングアプリでは疲れるばかりでなかなか見つからない。そのようなときには、より安全で確実な結婚相談所を検討してみるのはいかがでしょう。
