
データマッチング型結婚相談所とは、全国の結婚相談所が提供するお見合いシステムにプロフィールを登録。条件にマッチした人をシステム上で紹介してくれる結婚相談所のことです。
データマッチング型結婚相談所は、店舗でのサポートとオンラインでのサポートの両方の良いところを兼ね備えたバランスの取れた結婚相談所として今、注目されています。
データマッチング型結婚相談所のメリット・デメリット、選ぶときのポイント、そしておすすめの結婚相談所をご紹介します。
データマッチング型結婚相談所のメリット

データマッチング型結婚相談所のメリットは以下の5つが考えられます。
- 費用がリーズナブル
- 効率的なマッチング
- 自分のペースで活動可能
- オンラインで完結できる
- プライバシーが守られやすい
それぞれ詳しく解説しましょう。
費用がリーズナブル
データマッチング型結婚相談所の大きなメリットのひとつが、費用のリーズナブルさです。
一般的な仲人型相談所では、初期費用として10万円以上、さらに月会費や成婚料がかかる場合が多く、総額で数十万円に及ぶこともあります。
一方、データマッチング型では初期費用が数千円〜数万円、月額も1万円前後と比較的安価です。成婚料が不要な場合も多く、全体的なコストを抑えて婚活を始められるのが特徴です。
経済的な負担が少ないため、婚活初心者や気軽に試してみたいという方にも利用しやすい仕組みとなっています。コストを抑えつつ効率的に相手探しができる点が、現代の多忙な男女に支持される理由のひとつです。
効率的なマッチング
データマッチング型結婚相談所の魅力のひとつが「効率的なマッチング」です。会員が登録時に入力するプロフィールや希望条件(年齢・年収・学歴・居住地など)をもとに、AIや独自のシステムが相性の良い相手を自動的に紹介してくれます。
自分で一人ひとり探す手間が省け、短時間で理想に近い相手と出会えるのが大きなメリットです。
また、検索機能を使って自分でも条件に合う相手を探すことができ、受け身にならずに積極的な婚活が可能です。
さらに、データに基づいた客観的なマッチングは、感覚だけに頼らない安定した出会いをサポートしてくれます。忙しい現代人にとって、時間を無駄にせず効率的に理想の相手に近づける仕組みは非常に魅力的です。
自分のペースで活動可能
データマッチング型結婚相談所は、自分のペースで活動できる点が大きなメリットです。
仲人型のように定期的な面談やスケジュール調整が不要なため、仕事やプライベートが忙しい人でも無理なく婚活を続けられます。
紹介もシステムを通じて届くため、自分の都合に合わせてプロフィールを確認したり、気になる相手にアプローチしたりすることができます。
また、対面でのやり取りが少ないため、他人に干渉されず、マイペースに婚活を進めたい人には特に向いています。
途中で活動を一時休止するのも比較的自由で、ストレスが少ないのもポイントです。自分のライフスタイルに合わせて婚活を調整できる柔軟さは、現代人の多様な生活にマッチした婚活スタイルと言えるでしょう。
オンラインで完結できる
データマッチング型結婚相談所のメリットのひとつに、「オンラインで完結できる」という点があります。
多くのサービスでは、入会手続きからプロフィール登録、マッチング、やり取り、お見合いの日程調整まで、すべてスマホやパソコンで行うことが可能です。わざわざ店舗に出向く必要がなく、時間や場所を問わず自分の都合の良いタイミングで活動できるため、忙しい社会人や地方在住の方にも便利です。
また、オンライン対応により全国の会員と出会えるチャンスが広がる点も魅力のひとつです。ビデオ通話でのお見合いにも対応しているサービスが多く、初対面でも安心してコミュニケーションを取ることができます。気軽さと柔軟さを兼ね備えた、現代的な婚活スタイルと言えるでしょう。。
プライバシーが守られやすい
データマッチング型結婚相談所は、プライバシーが守られやすい点も大きなメリットです。仲人型のように対面での面談や第三者とのやり取りが少なく、基本的にはオンライン上でのやり取りが中心となるため、他人に自分の婚活状況を知られる心配がありません。
また、氏名や連絡先などの個人情報は、マッチングやお見合いが成立するまで開示されない仕組みが一般的で、安心して活動できます。
さらに、プロフィールの公開範囲や写真の表示設定を自分で細かくコントロールできるサービスも多く、必要最低限の情報だけを開示することが可能です。
このように、プライバシーへの配慮が徹底されているため、婚活に対して慎重な人や、周囲に知られたくないという方にも利用しやすい環境が整っています。
データマッチング型結婚相談所のデメリット

データマッチング型結婚相談所のデメリットは以下の5つが考えられます。
- サポートが少ない
- 相手との相性がわかりにくい
- 積極性が必要
- 成婚まで時間がかかる場合も
- 途中で挫折しやすい
それぞれ詳しく解説しましょう。
サポートが少ない
データマッチング型結婚相談所のデメリットのひとつが、「サポートが少ない」という点です。
仲人型のように専任のカウンセラーやコンシェルジュがつくことは少なく、基本的にはシステム任せで、自分自身で相手探しやメッセージのやり取り、日程調整などを進めていく必要があります。
活動中に悩みがあっても、すぐに相談できる相手がいない場合が多く、恋愛経験が少ない方や婚活に不安を感じている方にとっては、孤独を感じやすい傾向があります。
また、交際がうまくいかないときのアドバイスや、成婚に向けたサポートも基本的には自分で考えて進める必要があるため、継続的なモチベーション維持が難しいと感じることもあるでしょう。
手厚い支援を求める方にはやや物足りなさを感じる仕組みです。
相手との相性がわかりにくい
データマッチング型結婚相談所では、システムが希望条件に合う相手を自動で紹介してくれる一方で、「相手との相性がわかりにくい」というデメリットがあります。
紹介の基準は年齢や年収、居住地、学歴などの条件が中心で、性格や価値観、人柄といった本質的な相性までは判断できません。実際に会ってみると、条件は合っているのに話が合わなかったり、フィーリングが合わなかったりするケースも少なくありません。
また、プロフィールの情報だけでは相手の人となりが見えにくく、表面的な印象だけで判断してしまいがちです。そのため、効率的に出会える一方で、本当に自分と合う相手を見極めるには、ある程度のコミュニケーション力や見抜く力が求められます。
相性重視の婚活をしたい人にはやや不向きな面もあります。
積極性が必要
データマッチング型結婚相談所では、システムが相手を紹介してくれるものの、「積極性が必要」という点が大きなデメリットとなることがあります。
基本的に自分から申し込みをしたり、メッセージを送ったり、お見合いの日程を調整したりといった行動はすべて自分の手で進めなければなりません。受け身の姿勢ではなかなか出会いが進展せず、せっかくの紹介も無駄になってしまうことがあります。
また、交際が始まった後も、連絡の取り方や距離の縮め方は自分で工夫する必要があり、恋愛経験が少ない人にとってはハードルが高く感じられるかもしれません。
サポートが少ない分、自ら積極的に行動し続ける姿勢が成功の鍵となりますが、その継続が難しいと感じる人にとっては負担に感じる場合もあります。
成婚まで時間がかかる場合も
データマッチング型結婚相談所は、効率的に出会いの機会を得られる反面、「成婚までに時間がかかる」というデメリットがあります。
紹介はシステムが行うためスムーズですが、交際や成婚に向けた具体的なサポートはほとんどなく、進展のスピードは自分次第となります。
お見合いの段取り、関係構築、悩みの相談なども自己判断で進める必要があり、うまくいかないと何度もやり直しになることも。また、相手との相性を見極めるためには時間がかかり、関係が深まるまでに不安や迷いが生じる場合もあります。
仲人型のような第三者のフォローがないため、交際のタイミングやプロポーズの進め方に迷ってしまい、結果として成婚までの期間が長引くケースが少なくありません。
サポートが少ない分、婚活経験や自信のある人向けともいえるでしょう。
途中で挫折しやすい
データマッチング型結婚相談所は、自分のペースで婚活ができる一方で、「途中で挫折しやすい」というデメリットもあります。
基本的に自分自身で相手探しからメッセージのやり取り、日程調整、交際の進展までを進める必要があるため、行動力や継続力が求められます。
思うようにマッチングしなかったり、返信が来なかったりすると、孤独感や虚しさを感じやすく、モチベーションが下がって活動を止めてしまう人も少なくありません。
また、サポートがほとんどないため、誰にも相談できずに悩みを抱え込んでしまうケースもあります。成功するには一定の精神的タフさと主体的な行動が必要ですが、それが負担となり途中で活動を辞めてしまう人も多く、継続が難しいという点がこのタイプの相談所の課題です。
データマッチング型結婚相談所を選ぶときの5つのポイント

データマッチング型結婚相談所を選ぶとき、失敗しないためにはどのようなポイントをチェックするべきでなのしょう。

会員数と年齢層のバランス
データマッチング型結婚相談所を選ぶ際は、「会員数と年齢層のバランス」を確認することが重要です。いくらシステムの性能が高くても、自分の希望条件に合う相手が少なければ、良い出会いにはつながりません。
とくに、希望する年齢層や居住地にどれだけの会員が登録しているかは大きなポイントです。例えば、30代の婚活を考えているなら、同世代の会員が多いサービスを選ぶことでマッチングの可能性が高まります。
また、会員数が多ければ多いほど選択肢が広がり、自分に合う相手と出会える確率も上がります。成婚実績のある大手サービスは、会員層のバランスも整っている傾向があるため、公式サイトの会員データや年代別構成を事前にチェックしておくと安心です。
マッチングシステムの質
単なる条件一致だけでは不十分な場合もあります。データマッチング型結婚相談所を選ぶ際は、「マッチングシステムの質」に注目することが大切です。
単に年齢や年収などの条件で相手を紹介するだけでなく、価値観診断や性格分析などを取り入れたシステムがあると、より相性の良い相手と出会える可能性が高まります。
また、AIを活用したマッチング機能や、相手との共通点を提示してくれる機能があるかもチェックポイントです。紹介される人数や頻度もサービスによって異なるため、無理なく続けられるかどうかも確認しておきましょう。
条件だけでなく「相性」に重点を置いたマッチングが可能かどうかが、成婚につながるかどうかを大きく左右します。自分の性格や婚活スタイルに合った仕組みを持つサービスを選ぶことが成功への近道です。
料金体系の明確さ
データマッチング型結婚相談所を選ぶ際には、「料金体系の明確さ」をしっかり確認することが重要です。入会金・月会費・成婚料などの費用が分かりやすく提示されているかをチェックしましょう。
一見安く見えても、オプション料金や成婚料が高額な場合もあるため、総額でどれくらいかかるのかを把握しておくことが大切です。また、「返金保証の有無」や「途中解約時の対応」なども確認しておくと安心です。
料金とサービス内容のバランスが取れているか、自分の婚活予算に合っているかを見極めた上で選ぶことで、納得のいく活動がしやすくなります。明朗な料金表示がされている相談所は信頼性も高い傾向があります。
サポート体制の有無
データマッチング型結婚相談所を選ぶ際は、サポート体制の有無が重要なポイントです。単に条件に合う相手を紹介するだけでなく、活動中の悩みや不安に対して専門のカウンセラーが相談に乗ってくれる体制があるかを確認しましょう。
プロフィールの作成サポートや交際中のアドバイス、成婚までのフォローが整っている相談所は安心して活動できます。効率的な出会いに加え、きめ細やかなサポートがあることで、成婚への道がぐっと近づきます。
口コミや評判
データマッチング型結婚相談所を選ぶ際、口コミや評判の確認は非常に重要です。利用者のレビューでは、「実際に成婚できたか」「カウンセラーの対応」「活動のしやすさ」などが核心的な評価ポイントです。
SNSや口コミサイトで高評価だけでなく、低評価や苦言もチェックし、改善点や弱点を把握しましょう。実際の体験談では「マッチング精度が想像以上に高かった」「対面相談が丁寧で安心感があった」というプラスの声が参考になります。
一方「担当者との相性が悪かった」「費用対効果に不満」というネガティブ意見も見逃せません。全体のバランスを踏まえ、ポジティブ・ネガティブ両面から総合的な判断をすることで、自分に合った相談所を見極めやすくなります。
データマッチング型結婚相談所おすすめベスト3

ゼクシィ縁結びエージェント

サポーターも付きつつ、データマッチング型の要素も強いバランス型結婚相談所です。
【ゼクシィ縁結びエージェントの主な特徴】
ゼクシィ縁結びエージェント料金体系は、
初期費用:33,000円(税込)
月会費:9,900円(税込)〜
成婚料:0円
業界トップクラスのコスパを誇ります。 入会しやすく、成婚までのコストも抑えられる料金体系です。
データマッチングと専任マッチングコーディネーターのより、会員の希望条件・性格診断をもとに、AIと人の両方で相性の良い相手を紹介してくれます。専任コーディネーターが交際中もしっかりサポートしてくれるので安心です。。
成婚までのスピードが早いのも特徴。成婚までの平均活動期間は5〜6か月程度と、比較的スピーディーなので忙しい人や早く結婚したい人にも適しています。
店舗は全国に30以上あり、オンライン対応も可能です。対面・オンラインどちらでも活動でき、地方在住者や忙しい方も安心です。
ゼクシィ縁結びエージェントの会員は、男女ともに20代後半〜30代が中心。大卒以上・安定した職業の方が多く、結婚に対する本気度が高い人が多いのが特徴です
エン婚活エージェント

オンライン完結型でリーズナブル、全国に対応するマッチング型結婚相談所です。
【エン婚活エージェントの主な特徴】
料金のシンプルさ&圧倒的コスパ。店舗運営を行わずオンライン完結のため、以下のような低価格を実現しました。
入会金(登録料):10,780円(税込)
月会費:14,300円(税込)
成婚料・お見合い料:0円、追加料金もなし
会員数&マッチングネットワークが豊富なのも特徴です。自社会員約3万名+提携会員を含め最大約18.7万~19万人にアクセス可能です。
男女比はほぼ1:1のバランスなので、出会いのチャンスも広がります。さらに、年齢層が男女ともに30~40代が中心で20代や50代以上は少数派なので、会員属性が安定しています。
年収証明の提出義務あります。エン婚活エージェントの会員は、男性は約80〜90%が年収400万円以上、女性も約90%が200万円以上で学歴・職業:男女ともに大卒以上が多数、専門職・事務職・安定職が中心となっています。
1年以内に成婚した人は約80%、半年以上活動したうち30%が成婚しています。
「3ヶ月以内にお見合いがなかった場合」は登録料&月会費3ヶ月分を返金する保証制度もあるので安心です。
エン婚活エージェントは完全オンライン対応なので来店不要、遠隔地でも利用しやすいのが特徴です。
完全オンラインですが、サポート体制もしっかりしており、価値観アンケート・希望条件に沿って月6名程度の定期紹介もあります。
アドバイザーによるメールや電話でのサポートもあるので安心して婚活を進めることができます。
naco-do(ナコード)

データマッチング型ながらLINEでのサポートもあるマッチング型結婚相談所です。
【naco-do(ナコード)の主な特徴】
naco-do(ナコード)の料金プランはシンプルで分かりやすいのが特徴です。
入会金:約29,800円(税込)
月会費:初月2,980円~、1ヶ月プラン約16,800円/3ヶ月プラン14,600円/月(税込)
成婚料・お見合い料は0円、追加料金はありません。
入会からお見合い、交際フォローまで、すべてZoom・チャットで完結できるので、スマホ・PCがあれば全国どこでも利用可能です。地方や仕事忙しい方にも婚活しやすい環境と言えるでしょう。
JBA、コネクトシップ、SCRUMの3つの大手連盟に加盟し、約19.1万人の会員と出会えるネットワークを保有 しています。大規模データベースで出会いの量が豊富なため、チャンスも広がります。
オンラインながら、担当者による面談・振り返り・日程調整などの丁寧な対応が好評 となっています。一方通行のアドバイスでなく、対話形式で本音や価値観を引き出すコーチング手法で悩みや問題を解決に導いてくれます 。
まとめ
データマッチング型結婚相談所は、店舗でのサポートとオンラインでのサポートの両方の良いところを兼ね備えたバランスの取れた結婚相談所です。メリット・デメリットをよく理解して、自分に合うかどうか検討しましょう。
また、データマッチング型結婚相談所を選ぶときには、ポイントを押さえておくと失敗を防ぐことができます。自分の性格やライフスタイルに合った結婚相談所を選ぶことが婚活を成功させる鍵といってよいでしょう。